「七五三の衣装はどうしよう」
「着物を着るなら何を準備すればいいんだろう」
と思うことはありませんか?
子どもの健やかな成長を祈願する七五三ですが、和装なのか洋装なのか、何を準備すれば良いのか困ってしまいますよね。
では、ほかのご家庭は七五三で神社に参拝する際、何を着ているのでしょうか?
- ほかの人は衣装をどう用意しているのか5つのパターンを紹介
- 着物の着付けに必要なアイテムを男女別に紹介
- 七五三で着物を着るならレンタルをおすすめする3つの理由
この記事を見れば何を着て神社へ参拝しているのか、着物を着るときに必要なものは何なのかがわかります。
「初めての七五三で不安だらけ」と悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
少しでも費用を抑えたい人は、購入よりもレンタルがおすすめだよ。
店名 | きもの365 | 夢館 |
強み | 1泊2日のお試しレンタル可能 | 京都に実店舗あり |
レンタル期間 | 4泊5日 | 4泊5日/宅配レンタル 1泊2日/来店レンタル |
最安値 | 7,980円 | 5,800円 |
3歳着物ラインナップ | 男の子/36 女の子/117 | 男の子/41 女の子/147 |
5歳袴ラインナップ | 131 | 117 |
7歳着物ラインナップ | 147 | 着物/123 袴/116 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
七五三は何をするの?基本情報をサクッと解説
七五三は「3歳は髪置きの儀」「5歳は袴着の儀」「7歳は帯解の儀」に由来し、江戸時代から続く子どもの成長を願う伝統的な行事です。
あまり深く考えず七五三は神社へ参拝し幸福を祈願するものだと思っている人もいるので、七五三とは何なのか少しだけ紹介していきますね。
七五三をおこなう年齢 | 満年齢または数え年の3歳・5歳・7歳 |
参拝の時期 | 10月~11月頃 |
参拝する場所 | その土地を守ってくださる神様がいる神社 |
一般的には神社への参拝以外に、家族で食事をしたり写真スタジオでの記念撮影をし、家族全員で健やかな成長を祈願します。
夏までには日程や場所、前撮りをするのか、衣装は何を着るのかなど決めておくとスムーズに当日を迎えられるので、少しずつ準備を進めていってくださいね。
七五三は着物で参拝するべき?衣装はどうするのか5つのパターンを紹介
七五三は和装で参拝するイメージがあるものの、実際にはスーツやドレスなど洋装で参拝する家庭も増えてきました。
なかには記念撮影は着物、参拝は洋装など両方を着るご家庭もありますが、衣装をどうしているのか5つのパターンを紹介していきますね。
七五三の衣装に正解はないもののフォーマルな服装で参拝するものなので、あまりカジュアルすぎると浮いてしまいます。
一生に一度しかない七五三だからこそ失敗したくないのは当然のことなので、ほかの人は衣装をどうしたのか詳しく解説していきますね。
1.洋装で参拝した
3歳の七五三で子どもがイヤイヤ期に突入していたり、着物は写真スタジオで着た人に多いのが洋装です。
洋装は着付けの必要もなく、着慣れていて動きやすいメリットがあるので、男女別でよくある服装を紹介していきますね。
- 男の子の場合
- 子ども用のスーツや、ワイシャツの上にセーターを羽織るパンツスタイル
- 女の子の場合
- ワンピースやドレス
男の子は卒園や入学式、女の子は結婚式や発表会などで着れる服を用意する人が多く、七五三以外のフォーマルな場面でも活躍する1着を購入しています。
いざというときのためにフォーマルな衣装を1着持っていれば便利なので、洋装派の人は着まわせる服を用意してくださいね。
2.自宅にある着物を着て参拝した
今でこそ着物はレンタルが主流になってきましたが、少し前までは購入し親子何代にもわたり着る家庭が多かったです。
そのため実家や祖父母の家に七五三の衣装がある場合は、購入せずに自宅にある着物で参拝するご家庭が多いです。
自分も着ていた着物を子どもが着ると、感慨深いものがあるよね。
着物姿を見るだけで、涙が出るほどうれしいね。
今でこそ安価な着物が出回っていますが昔の着物は正絹で仕立てられた上質なものなので、親子何代にもわたり着られるのが特徴です。
実家などに親が着た着物が眠っている人は、ぜひ同じ着物を着て最高の思い出を残してくださいね。
3.新しく着物を購入した
かわいい孫の成長をお祝いしたいと祖父母が購入するケースや、子どもに似合う着物を親が購入するケースもあります。
実際は祖父母が購入してくれるケースが多いので、どちらの親が着物を購入しているのか3つのパターンを紹介します。
- 嫁の実家が用意する
- 七五三以外にもお宮参りなど、子どもにまつわる行事の費用は嫁いだ側の実家が用意する
- 子どもの性別で負担する実家が変わる
- 男の子なら夫の実家、女の子なら嫁の実家が用意する(※逆もあり)
- 両方の親が折半する
- 着物の購入代金を折半、または購入していない実家はお祝い金を多めに出す
着物を購入すれば自分のものになり、下の子や親せき、友人に着物を貸せるのがメリットです。
なかには勝手に祖父母が購入するケースもあるようなので、着物はどうするのか事前に相談しておくとトラブルを防げますよ。
4.写真スタジオで着物を借りた
写真撮影とセットが前提となりますが、写真スタジオでは当日または1泊2日で七五三の着物を貸し出すサービスをおこなっています。
記念撮影の前撮りと参拝時の2度着物を楽しめるので、着物を喜んで着てくれる年齢のお子さんには最適です。
七五三は10月~11月頃と参拝の時期が同じだから、早く予約をしないと好みの着物が選べなくなっちゃうよ。
週末に参拝するご家庭が多いし、最悪の場合レンタルできない可能性もあるよね。
たくさんの衣装を揃えている写真スタジオとはいえ、同じ時期に神社へ参拝する七五三は週末の予約は早くに埋まってしまいます。
好みの着物を選べない、予約が取れないなどの事態も想定されるので、写真スタジオで借りる場合は早めに予約を済ませておいてくださいね。
5.ネットレンタルで着物を借りた
近所の写真スタジオは衣装の数に限界がありますが、ネットレンタルは年齢ごとにたくさんのラインナップがあり借りやすいのが特徴です。
写真スタジオよりもレンタル費用が安く済むので、おすすめのレンタル店2社の価格やラインナップ数を紹介していきますね。
店名 | きもの365 | 夢館 |
強み | 1泊2日のお試しレンタル可能 | 京都に実店舗あり |
レンタル期間 | 4泊5日 | 4泊5日/宅配レンタル 1泊2日/来店レンタル |
最安値 | 7,980円 | 5,800円 |
3歳着物ラインナップ | 男の子/36 女の子/117 | 男の子/41 女の子/147 |
5歳袴ラインナップ | 131 | 117 |
7歳着物ラインナップ | 147 | 着物/123 袴/116 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
七五三の着物に限らず振袖や卒業袴など時期が被っている行事も、ギリギリに予約をしても着物の種類が豊富で選べるのがネットレンタルのメリットです。
着物の費用を抑えれば食事代や前撮りなどほかにお金をかけられるので、好みの着物があるか探してみてくださいね。
七五三で着物を着つける際に必要なものは何?いるものリストを紹介
着物と帯が必要なのは分かっていても、馴染みがない着物の着付けには何が必要なのか見当がつかないですよね。
着付けにはさまざまなアイテムが必要なので、男女別に必要なものをリスト形式で紹介していきます。
着付けの際に必要なアイテムは女の子のほうが圧倒的に多いので、買い忘れがないように確認してくださいね。
それでは、何が必要なのかリスト形式で紹介していきます。
男の子の和装で必要なもの
3歳の男の子は女の子と同じ被布を着る場合もありますが、一般的には着物に袴を合わせたスタイルです。
女の子と比較すると必要なアイテムが少ないので、何が必要なのか紹介していきますね。
着付けに必要なもの | ||
着物 | 羽織 | 袴 |
長襦袢 ※V字のインナーも可 | サスペンダー ※着崩れ防止のため | 腰紐 ※4~5本 |
角帯 | 羽織紐 | 半衿 |
足袋 | 草履 | |
小物 | ||
お守り | 懐刀 | 扇子 |
購入時は着崩れ防止のサスペンダー以外付属していることが多いので、別途購入するのもが少ないのが男の子の特徴です。
5歳とはいえまだ小さいので、草履のトラブルに備えて靴や着替えを持って行くと安心して参拝できますよ。
女の子の和装で必要なもの
女の子の場合3歳は被布を着ることが多いので、7歳の着物とは着付けに必要なアイテムが異なります。
3歳と7歳の着付けに必要なものを紹介するので、着物を購入する際の参考にしてくださいね。
まずは3歳の着付けで必要なアイテムを紹介していくね。
3歳の | 着付けに必要なもの||
着物 | 被布 | 半衿 |
長襦袢 ※V字のインナーも可 | 足袋 | 腰紐 ※4~5本 |
草履 | ||
小物 | ||
巾着袋 | 髪飾り |
7歳の着付けに必要なものを紹介するね。
7歳の着付けに必要なもの | ||
着物 | 半衿 | 帯 |
長襦袢 ※V字のインナーも可 | 伊達締め | 腰紐 ※4~7本 |
帯揚げ | 帯〆 | しごき |
コーリンベルト | クリップ | 薄手のタオル数枚 |
足袋 | 草履 | |
小物 | ||
はせこ・びらかん | 扇子 | バッグ |
髪飾り |
購入する場合セット内容に含まれていることが多いものの、腰紐や髪飾りなどは別途で購入する可能性もあります。
7歳になると着付けに必要なアイテム数がグッと増えるので、事前に何を購入するのか洗い出しておくと直前に慌てず当日を迎えられますよ。
七五三の衣装は購入よりもレンタルをおすすめする3つの理由
購入すれば下の子に着せたり親戚の子に貸せるなどの良さもありますが、着物を持っていない人はレンタルをおすすめします。
なぜレンタルをおすすめするのか、レンタルならではのメリットを3つ紹介します。
着付けの際に用意するものが多い着物だからこそ、アフターケアの面からもレンタルのほうが圧倒的にメリットが多いです。
なぜレンタルをおすすめするのか理由を詳しく紹介していきますね。
1.フルセットレンタルで何も用意しなくて良い
さきほど着物を着る際に必要なものを紹介しましたが、着物は着付けセットや小物などそろえるものが多くて大変です。
しかし、レンタルならフルセットでレンタルできるので、どのようなセット内容なのか紹介していきます。
- 3歳男の子
- 着物・羽織(羽織紐付き)・袴・角帯・長襦袢(半衿付き)・懐剣・扇子・雪駄・腰紐3本・足袋・サスペンダー(合計11点)
- 3歳女の子
- 着物・被布・長襦袢(半衿付き)・腰ひも3本・足袋・巾着・草履・髪飾り(合計8点)
- 5歳男の子
- 着物・羽織(羽織紐付き)・袴・角帯・長襦袢(半衿付き)・懐剣・扇子・雪駄・腰紐3本・足袋・サスペンダー(合計11点)
- 7歳女の子
- 着物・帯・飾り帯・長襦袢(半衿付き)・帯〆・帯揚・しごき・ハコセコ・びらかん・扇子・バッグ・草履・髪飾り・腰ひも3本・足袋・コーリンベルト・伊達〆・マジックベルト(合計18点)
こまごました小物まで自分で用意するのは大変なので、すべてレンタルできれば衣装のことは何も考えずに済みます。
自分で用意するのは補正用のタオルや下着だけなので、レンタルは手間をかけたくない人におすすめです。
2.クリーニングせずに返却できる
着物は着用後に汚れの確認や虫干し、場合によってはクリーニングに出すなどアフターケアやメンテナンスが大変な衣類です。
とくに小さなお子さんほど着物を汚すリスクが高まってしまいますが、レンタル店では不測の事態に生じた汚れや破損を保証するオプションもあります。
大手レンタルサービスのきもの365の保証、安心パックの内容を紹介するね。
保証費用 | 税込1,100円 |
対応商品 | 着物・帯・帯〆・帯揚げ・重ね衿 |
保証限度額 | 15,000円までの汚れや破損 |
着物をクリーニングに出すと7,000円~15,000円ほどかかってしまうので、そのまま返却できるうえに保証も付けられるのは安心ですよね。
3.購入するよりも費用が安い
最近ではネット通販などで七五三用の着物が販売され、1万円~2万円ほどで購入できます。
購入すれば着物が自分のものになるメリットがある一方ので、着用後のクリーニング代のことを考えると費用が高くなってしまいます。
購入 | レンタル | |
---|---|---|
費用 | 15,000円/着物代 10,000円/クリーニング費用 | 15,000円/着物代 1.100円/安心パック |
合計金額の目安 | 25,000円 | 16,100円 |
たとえ着物の代金が同じでも着用後のメンテナンスにお金がかかり、購入は割高になってしまいます。
七五三はスタジオでの写真撮影や会食などに費用がかかるので、少しでも安く済ませたい場合はレンタルを検討してみてくださいね。
店名 | きもの365 | 夢館 |
強み | 1泊2日のお試しレンタル可能 | 京都に実店舗あり |
レンタル期間 | 4泊5日 | 4泊5日/宅配レンタル 1泊2日/来店レンタル |
最安値 | 7,980円 | 5,800円 |
3歳着物ラインナップ | 男の子/36 女の子/117 | 男の子/41 女の子/147 |
5歳袴ラインナップ | 131 | 117 |
7歳着物ラインナップ | 147 | 着物/123 袴/116 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
よくある七五三に関する疑問3選
とくに初めてのお子さんの場合は「何を着ればいいんだろう」「和装と洋装どちらだろう」など、いろいろと悩んでしまいますよね。
そこで、よくある七五三の疑問を3つ紹介するので、不安解決に役立ててください。
七五三の衣装に正解はなく親子ともにフォーマルな装いであれば問題ないものの、決まりがないからこそ悩んでしまうのも事実です。
何を着るべきか悩んでいる方のために、よくある疑問を詳しく解説していきますね。
1.七五三のお参りのとき母親の服装は何がいい?
お子さんが洋装の場合は両親ともにスーツやワンピースで参拝しますが、問題はお子さんが和装の場合です。
洋装でも和装でも問題ないので、どのような服装にすればよいか紹介していきますね。
子どもよりも目立たずに夫婦で格を合わせるのがマナーなので、子どもが洋装で母親が和装というのはマナー違反になってしまいます。
大人になると親せきの結婚式や卒入学以外で着物を着る機会がなくなってしまうので、親子で着物を着ると一生忘れられない思い出になりますよ。
2.七五三のお参りで着物を着ないってどうなの?
とくに3歳のお子さんの場合、着物を嫌がったり長時間着物を着ていられないなどの問題があります。
どうしても嫌がる場合は5歳や7歳の七五三で着物を着るという方法もありますが、FUNmily by fotowaという出張撮影のアンケートによると約9割が七五三に着物を着ていることがわかります。
「一生に一度しかない」「晴れの姿を見たい」と思うのが親心なので、写真撮影だけでも着物を着ると忘れられない思い出になりますよ。
どうしても嫌がる場合は着物を嫌がるときの3つの対処法で対策を紹介しているので、参考にしてくださいね。
3.男の子は七五三のお参りのときの服装は何がいい?
5歳の男の子は卒園と入学を控えている時期ということもあり、洋装でお参りに行く人も多いです。
フォーマルな服を1着持っていれば便利なので、おすすめの洋装をいくつか紹介していきますね。
5歳の男の子は活発に動き回ることもあり、最近は写真スタジオで和装を、参拝時には洋装のスタイルが増えてきました。
和装と洋装どちらにするのかも含めて、ご家族で相談してみてくださいね。
必要なものが多いからこそ七五三の着物はレンタルのほうがラク
江戸時代から続く伝統行事の七五三ですが、時代の流れとともに着物を着る機会や所有率が減ってきてしまいました。
それでも七五三に着物を着る風習は残っているので、ぜひ着物を着て最高の思い出を残してくださいね。
- フォーマルなスーツやワンピースを購入する人もいれば、着物をレンタルして参拝する人もいる
- 着付けの際に必要なアイテムは年齢が上がるごとに増えていく
- 着物をレンタルすると費用が抑えられ、必要なものがすべてそろっている
「七五三の服装はどうしよう」と悩むご家庭が多いですが、めったに着物を着る機会がないからこそ和装がおすすめです。
一生のうちで着物を着る機会はそんなに多くないので、ぜひ着物を着て家族写真を撮影してくださいね。
店頭でレンタルするよりもネットのほうが安いから、ラインナップだけでも確認してみてね。
王道です