「参拝するだけなら産着はなくても大丈夫かな」
「みんなが産着を着ていて、恥をかいたらどうしよう」
など、慣れない行事には疑問や不安がつきまとってしまうのではないでしょうか。
赤ちゃんの健やかなる成長を祝うお宮参りは一生に一度だけなので、どんな服装で行けば正解なのか迷ってしまいますよね。
そこで、お宮参りの際に着ていく服や、産着があったほうが良い理由を詳しく紹介していきます。
- 現代でも続く風習!お宮参りの際の一般的な服装
- 着物ではなく洋装で参拝する場合に注意したほうが良いこと
- 購入とレンタルどちらにすべき?産着を用意する3つの方法を比較
赤ちゃんが初めて着るフォーマルな衣装である産着は、参拝のときしか着ないものの用意しておいたほうが良いです。
「なぜ産着が必要なのか」「どうやって用意をすればいいのか」など、お宮参りを控えている親御さんは最後まで読んでみてくださいね。
産着を安く用意したい人は、5,000円前後から借りられるレンタル一択だよ!
きもの365 | きものレンタリエ | 夢館 | |
産着ラインナップ | 男の子 約75 女の子 約95 | 男の子 約70 女の子 約100 | 男の子 約80 女の子 約60 |
最安値 | 5,980円 | 3,400円 | 5,400円 |
レンタル方法 | 宅配 | 宅配 | 来店 宅配 |
レンタル期間 | 4泊5日 | 3泊4日 | 4泊5日 |
送料 | 770円 ※10,000円以上で無料 | 無料 | 無料~2,200円 ※10,800円未満の場合 最大4,400円 |
特徴 | 1泊2日の下見レンタル 全額返金保証サービス | コンビニで返却可能 無料で安心パック付帯 | 店舗で着付けができる 婚礼衣装も借りられる |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
産着の着物なしは避けるべき!お宮参りの意味と一般的な服装
出産後は1歳までにさまざまなお祝いがあり、そのなかの1つが生後1ヶ月ごろにおこなうお宮参りです。正式には「男の子は生後31日~32日」「女の子は32日~33日」に参拝するものですが、この日でなくてはいけないという決まりはありません。
日程調整など慌ただしいお宮参りですが、せっかくの晴れの日に何を着るべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
一生に一度のお宮参りだからこそ産着を着て参拝し思い出を作るチャンスなので、何を着ていけば良いのか紹介していきますね。
お宮参りや産着の意味
赤ちゃんの誕生を氏神様に報告する行事のお宮参りは、生後1ヶ月前後に地元の神社へ行くのが一般的です。
昔は医療の未発達などで赤ちゃんの死亡率が高く、神社で祈祷し神からのかごを受け健やかな成長を願うのが期限のお宮参り。
参拝する時期 | 生後1ヶ月~お食い初めの頃まで |
参拝する場所 | 神社やお寺 |
産着を着せるタイミング | 祈祷する直前 |
産着を用意する人 | 母方の祖父母 ※現代では親が購入する家庭もあり |
産着は絶対に必要ではないものの晴れ姿を着て氏神様に報告をするため、用意しておいたほうが無難です。
さまざまな事情で産着は必要ないと考えているご家庭は、後ほど紹介する軽装で参拝する場合の注意点を参考にしてくださいね。
赤ちゃんは白い内着に産着が正装
赤ちゃんは白羽二重と呼ばれる内着に掛け着で包む産技が正装ですが、最近では白のベビードレスを内着に着用するスタイルが主流になってきました。
男の子と女の子で産着の色柄が変わるので、人気のデザインを紹介していきますね。
男の子 | 女の子 | |
---|---|---|
人気の色 | 黒やベージュ 紺や青 | 赤やピンク 黄色やオレンジ |
人気のあるデザイン | 鷹や鶴の熨斗目模様 龍や虎 宝船 | 友禅模様 てまり 牡丹やしゃくやく 桜 |
暑い季節はベビードレスではなく薄手のカバーオールで代用されることもありますが、白い内着に掛け着となる産着を着用すれば問題ありません。
参加者の服装は格を揃えたほうが良い
古いしきたりを気にしない若い世代でも、お宮参りに産着を着て参拝する風習は今でも残っています。
赤ちゃんはベビードレスに産着が一般的ですが、親や祖父母は何を着れば良いのか迷ってしまいますよね。
本来の正装は和装だけど、最近はフォーマルな様相も増えてきているよ。
母親 | 父親 | |
---|---|---|
和装の場合 | 留袖 色無地 訪問着 | 男着物 |
洋装の場合 | スーツ フォーマルなワンピース | ブラックフォーマル ※ダークカラースーツが主流 |
洋装でも和装でも間違いではないものの、参加する人は服装の格を揃えてください。
赤ちゃんや母親が和装であっても父親はスーツを着用する場合が多いので、家族で何を着ていくか相談してみてくださいね。
カジュアルはNG!両親や祖父母が軽装で参拝する場合の注意点
最近では着物を所有していない世代も増え、かならずしも親が着物を着る必要はありません。
子どもの健やかな成長を祝うお宮参りなので、軽装で参加する場合の注意点を紹介していきますね。
和装の場合 | 洋装の場合 | |
---|---|---|
母親 | 過度な露出は避けスーツを着用 | 淡い色の色留袖や訪問着 |
父親 | フォーマルスーツ またはダークカラースーツ | 一つ紋または三つ紋の羽織 |
祖父母 | 両親に準ずる | 両親に準ずる |
あまりにもラフな格好は避け、参拝に適した服装にしましょう。
お宮参りで家族写真を撮影することも多いので、マナーの範囲内で服装を合わせると統一感が出ますよ。
産着は購入orレンタルどちら?悩んだときの考え方3選
赤ちゃんの産着はあったほうが無難ですが、どうやって用意するか悩んでしまいますよね。
最近ではレンタルが主流になっているものの、レンタル以外の選択肢もあるので紹介していきます。
代々受け継がれた産着がある場合は購入する必要はないので、自宅に産着がない場合は購入またはレンタルで用意しましょう。
購入またはレンタルの相場も含めて、詳しく紹介していきますね。
1.親の着物を着て参拝する
祖父母が自宅で産着を保管し、赤ちゃんの性別にふさわしい色であれば、代々受け継いだ産着を着用する人が多いです。
とくに祖父母やさらに上の世代が仕立てた産着は質が良く、数十年前のものでも十分着れる上質なものです。
- シミやシワなどがないか事前に確認しておく
- 七五三用に見上げしていた場合、筋などが入っていないか確認しておく
お宮参りの産着は着用頻度が低く状態を確認するタイミングがないので、できれば妊娠中など早いタイミングで状態を確認しておきましょう。
2.購入して七五三のときに仕立て直す
お宮参りで着用した着物は3歳、小さめの子であれば5歳の七五三に仕立て直せるため、購入するのも選択肢の1つです。
基本的には着物を購入した呉服屋で仕立て直すのが一般的なので、家の近くに呉服屋があるのかで購入が選択肢に含まれるか変わってきます。
- 呉服屋の場合数万円~20万円程度
- ネットで購入する場合1万円~(仕立て直せないものもある)
呉服屋で購入すれば産着から七五三の着物へ、また産着に戻すことも可能なので、何回でも着用できるメリットがあります。
ただし仕立て直すのには数千円~15,000円ほど費用がかかってしまうので、今後着用するのかも含めて家族で相談してみてくださいね。
3.レンタルで手軽に済ませる
着物は着用頻度のわりにメンテナンスが大変なこともあり、最近ではレンタルで済ませる人が非常に多いです。
着用後専用の袋に入れてそのまま返却できるのもメリットの1つですが、何より5,000円前後で借りられるため金銭的負担が少ないのが魅力的です。
ネットで注文すれば利用日の数日前に自宅に届くから、手間がかからないよ。
お宮参りは産着だけでなく初穂料や写真撮影代、会食をした場合は食事代など費用がかかります。
お祝いだけではまかなえないほど費用がかかってしまうので、安く済ませたい場合は購入よりもレンタルをおすすめします。
きもの365 | きものレンタリエ | 夢館 | |
産着ラインナップ | 男の子 約75 女の子 約95 | 男の子 約70 女の子 約100 | 男の子 約80 女の子 約60 |
最安値 | 5,980円 | 3,400円 | 5,400円 |
レンタル方法 | 宅配 | 宅配 | 来店 宅配 |
レンタル期間 | 4泊5日 | 3泊4日 | 4泊5日 |
送料 | 770円 ※10,000円以上で無料 | 無料 | 無料~2,200円 ※10,800円未満の場合 最大4,400円 |
特徴 | 1泊2日の下見レンタル 全額返金保証サービス | コンビニで返却可能 無料で安心パック付帯 | 店舗で着付けができる 婚礼衣装も借りられる |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
お宮参りに産着は必要?よくある3つの疑問
子供の成長を願うお宮参りなので産着が必要なことはわかっても、用意する方法や着せ方など疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、お宮参りのよくある疑問を紹介していくので、疑問解決に役立ててください。
お宮参りを休日におこなう家庭も多く、あらかじめ準備をしておかないと直前にバタバタしてしまう可能性もあります。
気になることは少しでも解決して、しっかりと準備しておいてくださいね。
1.お宮参りの産着の着せ方ってどうすればいい?
「赤ちゃんが泣いたらどうしよう」「うまく着せれるかな」と不安になってしまいますが、着せ方さえ分かっていれば簡単に着せられます。
言葉で説明するよりも動画のほうがわかりやすいので、着物レンタル店の動画を紹介します。
レンタルの場合は2日前に自宅に届くので、動画を見ながら着せ方を把握しておくと当日スムーズに着せられます。
お宮参りは家族全員で参拝することが多く、困っていても誰かが助けてくれるので焦らないでくださいね。
2.女の子の場合お宮参りの着物は誰が買うの?
住んでいる地域の風習によって異なりますが、一般的に赤ちゃんの産着は母方、初穂料は父方が用意することが多いです。
しかし厳格な決まりはなく、以下のような地域もあります。
- 赤ちゃんの性別が男なら父方、女の子なら母方が用意する
- 男の子なら父方の家紋を、女の子なら母方の家紋を入れる
最近では保管場所がない、着用頻度が低いことから購入せずにレンタルで用意する家庭が多いので、両家で相談しながら話をすり合わせていきましょう。
産着以外もさまざまな部分で費用がかかってしまうので、両家がバランスよく負担できるのが理想です。
3.お宮参りの掛け着レンタルでおすすめはどこ?
お宮参り衣装一式レンタルできる場所は、大きくわけると「写真スタジオ」「着物レンタル店」の2つです。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらのほうが自分に向いているのか考えてみてくださいね。
写真スタジオ | 着物レンタル店 | |
---|---|---|
費用相場 | 2万円~4万円 | 5,000円~12,000円 |
メリット | 写真撮影ができる 家族で写真が撮影できる 授乳室などが完備されている | 産着が自宅に届く 費用が安い ランナップが豊富 |
デメリット | 写真代が意外に高額 予約が埋まっている可能性がある 産着の数が少ない | 直接選べない |
写真スタジオなら家族写真なども撮れるものの費用が高いこともあり、少しでも安く産着をレンタルしたい場合はレンタル一択です。
どちらにもメリットがあるため、ご家族と相談しながらレンタルする場所を決めてくださいね。
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コンビニから楽々返却
3,400円からレンタル可能
子供向けの着物レンタルが安い
お宮参りは正装で参拝するため産着はあったほうが良い
最近はベビードレスだけで参拝するご家庭もありますが、両親は洋装でも赤ちゃんだけは産着を着せているケースが多いです。
週末などで混みあっているときに「みんな産着を着てる」となると恥ずかしい思いをしてしまうかもしれないので、赤ちゃんが着る最初ののフォーマルである産着を用意してあげてくださいね。
- 赤ちゃんは白い内着に産着、両親や祖父母はカジュアルスーツなどの正装が好ましい
- 軽装で参加する場合は、参拝にふさわしい服装を選ぶ
- 上質な着物を購入すれば七五三でも着れるが、安く済ますならレンタル一択
いろいろな場所でお子さまの写真を撮影する際も、間違いなく産着があったほうが一生の思い出になります。
最近は5,000円前後と手ごろな価格で産着がレンタルできるので、お子さまの一生忘れられない思い出づくり産着の用意を検討してみてくださいね。
レンタルで費用を抑えれば、食事や写真撮影費用にもあてられるよ。
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