小紋の買取相場はいくらくらい？高く売れる着物に共通する5つの特徴とおすすめの買取店を紹介

「小紋っていくらくらいで売れるのかな？」
「そもそも小紋ってどんな着物なの？」

と気になりませんか？

着物を手放そうとしても、いくらくらいで売れるのか見当がつかず悩んでしまいますよね。

では、お茶会やお稽古など日常的に着用されている小紋は、いくらくらいで買い取られているのでしょうか？

この記事を見ればどんな小紋が高く売れるのか、いくらくらいで買い取られているのかがわかります。

「そろそろ着物を処分したい」と悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

小紋は着物の中で普段着の位置づけ！小紋に関する3つの基本情報

小紋は食事会や舞台の観劇など普段着として利用されることが多く、1枚持っていると便利な着物です。

しかし、着物に詳しくない人は小紋と言われてもピンとこないので、どのような着物なのか3つの基本情報を紹介していきます。

小紋の基本情報がわかれば詳しくない人でも一目見ただけで種類が判別できるので、わかりやすくお伝えしていきますね。

1.小紋とは同じ模様が均一に染められた着物

小紋は同じ模様が均一に染められた着物のことで、同じ模様が同じ方向に折り返し染められているのが特徴です。

洋服で言うとワンピースのような位置づけで、同窓会やお茶会、お稽古などさまざまな場面で着用できます。

柄も着物らしい華やかなものから遠目で見ると無地に見えるほど控えめなものまで多種多様なので、何枚持っていても困らないというほどメジャーな着物です。

かしこまった場で着ないからこそ何枚も所有している人が多いので、自宅に眠ってないか探してみてくださいね。

2.大きくわけると3つに分けられる小紋の種類

小紋はお茶会や舞台の観劇などフォーマルな場所で着用されることもあり、格式は高くありません。

しかし、柄の細かさで格式が変わるので、3つに分類される小紋の特徴を紹介していきますね。

江戸小紋

江戸時代に大名が正装として身に着けたことが発症で、遠目で見ると無地のような小さな模様が描かれているのが特徴。
「鮫」「行儀」「角遠し」の3つを江戸小紋三役と呼ばれている。

京小紋

江戸時代に京都で広まり、比較的模様の柄が大きいのが特徴。
模様の大きさゆえ華やかな印象になり、現代の街歩きにも最適の着物。

加賀小紋

京小紋に影響されて加賀（現在の石川県）作られた小紋で、刺繍や金箔加工をほどこさないのが特徴。
京小紋は「加賀江戸小紋」と「加賀友禅小紋」2つのデザインが存在する。

細かい模様を一面に仕立てた江戸小紋は現在でも高く評価されているので、紋付の江戸小紋は訪問着などと同じ準礼装の格式になります。

京小紋や加賀小紋はフォーマルな場には向いていないので、紋の有無やお出かけ先で小紋を使い分けてくださいね。

3.柄は総柄と跳び柄の2種類ある

小紋は「江戸小紋」「京小紋」「加賀小紋」の3種類に分類されますが、柄は「総柄」と「跳び柄」の2種類あります。

誰でも一目でどちらの柄なのか判別できるので、2つの柄を紹介していきますね。

小紋は季節の花や植物、幾何学模様や縁起物など多彩なデザインがあるので、季節を問わず1年中楽しめるのが特徴です。

四季折々の柄とともに名古屋帯や羽織などと組み合わせるとオシャレなので、好みのデザインのものは処分せずに保管しておくのも良いですよ。

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小紋の買取相場

江戸小紋は柄が細かいほど買取価格が高くなり、加賀小紋は職人が柄を手描きでおこなう手描き友禅小紋が高いなど「いくらで売れる」とは言いにくいです。

しかし、おおよその買取相場を宅配買取専門の着物10に掲載されていたので、小紋がいくらで売れるのか買取相場を紹介していきますね。

汚れが目立つもの	～2,000円
無名の小紋	～5,000円
有名作家の小紋	～50,000円
人間国宝の小紋	～100,000円以上

小紋に限らず有名作家や人間国宝の着物は高く売れるので、10万円以上の買取価格になることもあります。

しかし、保存状態や素材が悪いと値段がつかない可能性もあるので、査定に出す前に保存状態だけでも確認しておいてくださいね。

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高く売れる小紋に共通する5つのコツ

小紋を売るのに最適な着物買取専門店3選

小紋は着物の中でも少し知識があれば見分けられるものの、リサイクルショップなどでは正当な査定を受けられない可能性があります。

そこで、全国どこに住んでいても対面での査定が実現する着物買取店を3つ紹介するので、買取店選びの参考にしてください。

「どの買取店を選んでも問題ない」と言えるほどおすすめの大手買取店ですが、店舗数や着物以外の買取品目などに違いがあります。

サービス内容や強みが異なるので、どのような買取店なのか詳しく紹介していきますね。

1.出張買取は査定額30％UP「福ちゃん」

2.圧倒的な買取実数をほこる「バイセル」

3.地方に店舗が多い「ザ・ゴールド」

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よくある着物買取に関する3つの疑問

保存状態が良い物であれば叩く売れるとお伝えしましたが、馴染みのない着物だからこそ気になることがたくさんある人も多いのではないでしょうか。

そこで、着物買取でよくある3つの疑問を紹介するので、不安解決に役立ててください。

査定を依頼する前に着物に関する知識を身に着けておけば買い叩かれる心配もないので、よくある疑問を1つずつ解説していきますね。

1.正絹小紋とはなんのこと？

正絹小紋とはその名の通り、正絹で仕立てられた小紋のことです。

最近では洗える着物などがあるため気軽に楽しめるようになりましたが、化学繊維で作られた着物の買取価格は期待できません。

ポリエステルやウールの着物は大量生産されていることもあり、供給過多で値段が付きにくいです。

正絹で仕立てられた着物であれば適正な買取価格を提示してくれるので、不要な着物があれば査定に出してみてくださいね。

2.セカンドストリートで浴衣買取は可能？

CDやDVDレンタルで有名なゲオが運営しているセカンドストリートは、店舗数も多く不用品買取に最適なお店です。

しかし、セカンドストリートで着物は買取不可でも紹介していますが、浴衣だけでなく和装品全般が買取不可に指定されています。

着物より現代人に馴染みのある浴衣もセカンドストリートでは売れないので、査定に出さないように覚えておいてくださいね。

3.無地色の着物の買取価格はいくらくらい？

卒業式などに着用されることもある無地色は「1枚あれば便利」というほどメジャーな着物ですが、需要があるため買取価格がほかの着物よりも高いです。

紋の数が多いほど買取価格は高くなりますが、一般的な無地色の買取相場を紹介します。

人気作家	～80,000円以上
ノーブランド	～5,000円

さまざまな場面で活用できるからこそ買取価格は高い無地色ですが、買取店によっては紋付の無地色は買取を断られるケースもあります。

大手買取店であれば家紋が入っていても買取可能なので、不要な着物があれば査定に出すことも検討してみてくださいね。

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小紋の買取相場は素材や有名作家なのかで大きく変わる

小紋は日常的に着用できる着物ということもあり、訪問着などと比較しても買取価格が低いです。

しかし、伝統的な江戸小紋などは高価買取を目指せるので、まずは査定を依頼してみてくださいね。

小紋に限らず、メンテナンスが大変な着物は家に眠らせているだけで価値がどんどん下がり、最終的には値段がつかなくなってしまうこともあります。

状態が良い着物のほうが高く売れるので、不要な着物があれば1度査定だけでも依頼してみてくださいね。

	バイセル	福ちゃん	ザ・ゴールド
店頭買取	10店舗	14店舗	79店舗
出張買取	日本全国 ※離島を除く	日本全国	秋田・鳥取・島根以外
宅配買取	梱包キット4種類あり	梱包キット7種類あり	ダンボールの付属無し
買取品目	切手 古銭 ブランド など	古銭/記念硬貨 ブランド 毛皮 など	貴金属/宝石 ブランド品 骨董品 など
おすすめの人	関東や大阪で店頭買取希望 出張買取希望 時間を気にせず問合せしたい	大都市近郊で店頭買取希望 出張買取希望 女性にサービスを受けたい	地方在住の店頭買取希望 対面での買取希望 生前・遺品整理がしたい
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